ねずみのすもうを暴く!
マルコの童話へようこそ🎀
子供の頃、心ときめかせた数々の童話。
わたしゃ、もう騙されないよっ💢💢
今日は「ねずみのすもう」を暴いてみようっ🎵
それっ!!
【ねずみのすもうあらすじ】
昔々貧乏なおじいさんとおばあさんがおりまして・・・。
おじいさんはちっちゃい畑を耕し、おばあさんは針仕事をしていたんだ。
おじいさんが山へ薪を拾いに行くと・・・
そこで小さなネズミと大きなネズミが相撲とっているのを発見👀
もちのろんろん、大きいネズミの大勝利🎊
お家に帰っておばあさんにこんな話をしたんだいっ🎵
大きいネズミは長者さんちので小さいネズミは家のだよ!!
そしたらおばあさんが・・・
長者さん家はたくさん食べられるけどうちは貧乏だから可哀そうだねぇって言って
お正月用にほんのちょっぴり用意しておいた餅米でお餅をこさえてネズミに食べさせ
たんだよっ🍴
そんで次の日もおじいさんが山に見に行ったら・・・
2対2の引き分けだいっ💖
🐭大:「どーしてこんなに強くなったの❓」
🐭小:「おばあさんのお餅が美味しいんだもの。」
🐭大:「オラにも作ってケロ!」
🐭小:「いいけどお金払ってね✨」
こんなやり取りをおじいさんがおばあさんに伝えたよ。
だもんだから、おばあさんったら張り切って2匹分のお餅を作ったんだ。
おじいさん、お正月のお餅はなくなってしまうけど堪忍ねってさっ。
そんでもって、大きいネズミがお餅を食べて帰った後・・・
棚の上に大きいネズミが持ってきたお金がたんまり置いてあったんだとさっ。
【ねずみのすもう裏の顔】
おいおいっ、
ネズミと言えば、食べもんは盗み食いするわ、壁に穴は掘るわ、糞は散らかすわの
家に害を及ぼす不届き野郎ではないかっ!!
だのに・・・
貧乏人のおかしな見栄により、自分達ではとうてい長者には勝てないっつー事で
ネズミにその夢を託す事に決定🎊🎊🎊
その為なら、お正月用のほんの少しの餅米だって使っちゃうもんねー!
次の日、コソコソ、相撲の様子を覗いていると・・・👀
お、お、惜しいーーーっ💦
2対2の引き分けだっ!!
しかしっ、たったの1回のお餅で引き分けにまで成長したんだっ✨
今夜も食べさせて長者への積年の恨みを晴らそうではないか✨✨✨
と、そこへネズミがなにやらおしゃべりしているっ!
コソコソ盗み聞きをしていると・・・
なんとっ!!!
なんと、なんと、なんとっ!!!
大きいネズミがカネを払うからお餅を食べさせてくれと言っているではないかっ✨
ひゃっほーーーいっ🎵
喜び勇んでお家に帰っておばあさんに報告すると・・・
しけた残りの餅米でカネが儲かるんだから全部使ってしまえぃっ!!!
って張り切ってお餅をこさえたんだっ・・・✨✨✨
約束通り、大きいネズミがカネをたんまり置いて帰っていったよっ。
ここで・・・私が一番重要視しているのは・・・。
こんな楽勝の金儲けを覚えた貧乏人が・・・
一回こっきりで満足するだろうかという事だっ!
きっと、儲けたカネの一部を使い、小さいネズミの為にたんまりお餅を食べさせ
大きいネズミより強く強く育て上げ・・・
いつしか小さいネズミが大きいネズミに・・・
痛い目に合いたくなければ、家からカネを持って来いなどと脅し・・・
長者さんをクイモノにするつもりなんだっ・・・💦
その証拠に・・・
最初にネズミが長者の了承無しで勝手に持ってきたであろうカネを・・・
喜んでネコババしているではないかっ・・・💦
この一番のカツアゲ一家に、汚れを知らない子供達は騙されて育っているのだ・・・。
めでたしめでたし💢💢💢